気が付けばもう2017年も終わりに近づいてきた。
今年もいろいろな靴を履いたけれど、なんだかんだでやっぱり01DRCDの登板回数が多かったと思う。
ショーンハイトのSH111-4と迷うけれど、今年のベストシューズは01DRCD。
この靴を買ってから4年半が経過。
購入当初に比べると全体的にやや疲れた感が出てきたものの、履き心地はトップクラス。
晴れの日も雨の日も履き続け、水洗いも何度か経験するというやや過酷な環境が多かった靴。そんな経過をたどっても、いまのところクラックも無ければ大きなシミや傷もない。
発売当初は「いつまで続くモデルかな」と思っていたけれど、5年になろうとするいまでも普通に売られているし、終売する気配もない。(ちょっと値上げはあったけど)
なぜかインソールが片方だけ擦れている。
僕は右足のほうが小さめなので靴の中で移動しているのだろうか。
それともお手入れやら水洗いやらで片方だけ何か影響を与えてしまったのかも。
週に1回くらいの登板だから相当履いているにも関わらず、ソール交換までもう少しいけそう。これより登板回数が少ないアバディーンのほうがソールが減っている。
01DRCDはややロングノーズなせいか、指回りが楽で長時間履いていても小指や薬指が痛くなることがまずない。似たような形のインバネスや、ロングノーズでもタイトよりなアバディーンは長時間歩くとこの二つの指が痛くなることがあるので、01DRCDは明らかにいい意味でのゆとりがある。
意外や包まれるような履き心地も気に入っていて、本当にビジネスシューズの傑作だと思う。
あと今年はしばらくほったらかしだったブログ投稿を再開したというのもあった。
再開にあたりGoogle+のコミュニティ「靴好きもそうでない人も、革靴について話そう。」でもコメントをいただいて、とても嬉しい出来事だった。jwatanabe226さん、前澤太郎さん、またブログで取り上げていただいたYukimura Hayateさんありがとうございます。自分もそういう感激を与える人にならないと、と気づかされました。(すべての方の名前を挙げることができませんが、多くの方の支えがあって嬉しいです)
気が付けばこのコミュニティ、549人(2017/12/30現在)も参加されているんですね。
今年は最後の3か月、長期にわたる出張をしていてそこでも気づきがあった。
僕がレザーソール志向なのは、ほとんどの生活を東京でしていることに大きな要因がある。東京ってなんだかんだで移動は地下鉄だったりバスだったりで、大雨や雪が降っても終日その中を歩くというケースは少ない。
いったん濡れても、すぐに空調の効いた屋内に入るので、この場合通気性が高いレザーソールのほうが靴内部の乾燥も進みやすいという事実もある。
目的地の近くまで公共交通機関が無く、雨の中を長時間歩かなくてはならなかったり、わりと雪が降りやすかったりする場合は、その環境をもっと強く意識した選択も必要になるのではないかと思うことがあった。
今年もあと残すところ1日。
ほとんど更新が無いこのブログにも毎日たくさんの方が見に来てくださっている。僕はページビュー数の結果という数字でしかそれを知ることができないけれど、その数字ひとつひとつにこのブログを見てくれている人がいる。100のアクセスは「100」という一つの数字ではなくて、「1」がたくさん集まった結果。しかもその「1」の中身は全部違う。それぞれの人が自分の人生の貴重な時間の一部を使って訪問してくれていることに感謝し、来年も少しずつ更新していこうと思う。
みなさまにとって2018年が良い年でありますように。
0 件のコメント:
コメントを投稿