2015年10月3日土曜日

REGAL W13BCF Navy Blue Suede Full Brogue

昨年から欲しいと思っていた靴。W13BCF。

ネイビースエードのフルブローグ。
W10BDJに続き、本格派(?)のカジュアルな革靴。
上品なカーフスエードにレザーソールと、まさに好みのど直球ど真ん中。
個人的にはソールは単なるレザーで十分なのだけれど、カジュアルユースを意識してなのか、つま先には大き目なゴムが最初からあてられている。
ソールコンディショナー塗ったばかりなので少しつやつやしていますが。
気楽に履く靴ということを考えると、耐久性が高いゴム張りもいいのかもしれない。

今回、久々のスエードです。

スエードは過去にブラックチャッカブーツを買ったきりで、もう10年ぶりくらいの購入。カジュアルには結構合わせやすくて便利。W13BCFはもともと秋冬モデルとして出ているけれど、ステッチと靴ひもに取り入れられた白色が明るめな印象で夏でも合うのではないかと。
スエードという素材自体は本来オールシーズンだし、素材の出自からすればきちんとお手入れすれば雨にも強いはず。
公式通販サイトによるとイギリス製スエードとのことなので、これまでのリーガルからするとおそらくはCharles F Stead & Co.のSUPER BUCKと思われる。(でもわざわざ「カーフスエード」て書いてあるからJANUS CALFかも)

このところリーガルはSciarada社のスエードを使うことが多かったけれど、違いが判らない僕でもこうしたクラッシックなモデルはなぜかイギリス製のほうがテンションが上がる。
スエードは毛並みが命なのできちんとブラッシングし続けよう。

サイズ感は01DRCDより少し緩く、同サイズだと羽根がほぼ閉じきってしまう。
二の甲から三の甲の外側があまり押さえられておらず、伝統的なリーガルのラストに近いかも。
ふだんのフィッティングに近いハーフサイズ下げることも考えたのだけれど、この靴は休日靴としてざっくりとした靴下に合わせて楽に履こうと思ったので01DRCDと同サイズを購入。今回はいつもと違い足長の長い左足にサイズを合わせてみた。
きれい目系で裾をロールアップするような履き方を意識するのであれば01DRCDよりハーフサイズダウン、W10BDJと同サイズのほうがよいかも。

まだあまり履いていないので最初の印象。
40代以降を意識していると思われる甲高ラストと土踏まずの絞り込みが弱いこともあり、長時間歩くとすこしばかり足が疲れる気がしないでもない。
ただそれは靴を脱いだ後も長時間尾を引くようなものではなく、数時間歩きまわった時に軽く土踏まずが緊張しているような印象を受ける程度。
反りがまだ追いついていないということもあるので、履き心地についてはもうしばらく様子見が必要か。

この靴を購入する人って、カジュアルにまでレザーソールを要求するタイプだからかなりニッチなゾーンを突いてきたなと。ネイビー以外は特に目立つところもない極めて正統派っぽいスエードブローグ。茶系のスエードフルブローグなんて、単なるおしゃれ靴としてより、少しくらいの汚れを気にしないで公園や丘の小道みたいな土の上を歩くのが似合う気がする。
いまはぬかるみやあぜ道にはもっと適した靴があるにしても、散策程度だったら紳士気取りで履いてみるのも悪くない。

一方でこのネイビーはタウン向け。
ジャケパンのようにきれい目に持っていくのもよし、チノパンや濃いめのジーンズに合わせてもよしのちょうどいい感じのカジュアル感がある。
色落ちがあるので、白色の紐は青に染まってしまいがち。汚れも目立つので早めの交換が良いのかな。

土踏まずに最初からパッドが入っている。

ウエストをぐっと絞り込んだ01DRCDと比較するとそれほど攻めていないソールが付いているので、内側でサポートするつくりになっている。本来であればウエストそのものを絞り込めばよいのだろうけれど、スエードということもありつり込みが難しいのかな。

僕はタイトフィット好きなので通常はきつめから入ることが多いけれど、先に書いたように今回はゆったりとした休日靴として最初からあまりきつくないサイズにしてみた。登板頻度を考えると、沈み込むまで我慢してその後快適にするほど履かない可能性があるので。かかとは少しだけ小さ目なので、きちんと紐を締めて足が前のめりしないようにすれば十分。指が自由に動かせる分、楽な履き心地。
店頭では沈み込みによるサイズ変化のアドバイスを受けたけれど、その時はレザーのインソール一枚入れてもよいのかなと。インソール嫌いな僕でも、なんとなくそれもありかなと思わせる気負わなさがこの靴にはある。

ソールはつま先ゴムのレザーソール。
レザー自体にも凹凸が刻まれている。これ滑り止め防止とかに効果があるのでしょうか?
かといえば、いちばん滑りに影響すると思われる踵は一般的な革の積み上げとなっている。新品状態の感覚ではふつうに滑るところは滑るので、あまり効果がないような気がするが僕が鈍感なだけだろうか。
購入時最初のお手入れは、軽くブラッシングしてからBoot Blackのスエードスプレー(ニュートラル)をかけ、ソールにいつものコンディショナー。ソールは新品ということもありあまり吸収しない。冒頭の写真はソールに塗ってから半日以上経ったものだが表面がつやつやしている。
スムーズレザーはやれ栄養補給がどうのといわれているけれど、スエードはあまりそういう話を聞かない。スプレーしてブラシだけみたいな。
お手入れ自体が楽しみの一つである僕にとっては少し物足りない。

ずっと手に入れたいと思いつつ、後手後手になっていたW13BCF。1年越しにやっと手に入れることができた。
レザーソールのスエードモデル、しかもカジュアル寄りというなかなか難しい立ち位置なので作り切りで廃盤ということも予想されてヒヤヒヤしていたけれど、いまのところまだ継続かな。
今回はW29BCFというこれまたドンピシャ感のあるローファーと迷ったのだけれど、初志貫徹でブローグを買った。
ここ数年、リーガルは正統派に近いモデルを毎シーズン出してくる。もうW29BCFのブラウンとダークブラウンなんてスエードローファーの鉄板でしょう。奇を衒わない正統派。
W12BCF/W13BCF/W29BCFともに、靴の価格が高騰するなか英国カーフスエードにレザーソールで4万円でおつりがくる価格設定も家計に(おこづかいに)優しい。歴史ある国産靴メーカーの面目躍如ですね。


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余談ですが、今回かみさんと買い物をしたので女性の靴売り場にもいきました。
女性の靴売り場って男性よりもみなさん積極的に試着しているんですね。
そのせいか、すべての靴が片足だけ置いてあって(展示スペースか盗難防止?)、デザイン違い、色違いがたいてい3つくらい並んでいて、それぞれ23.0、23.5、24.0あたりでサイズをずらして置いてある。この靴いいな、と思ったらその中から自分の足に近いものを選んで試すことができる。
店員さんに「試着していいですか?」と聞いてから両足を履いて確かめる紳士靴とは全く違う世界がそこにはありました。
各自が好きなように試し履きするのだけれど靴べらも用意されていないので無理やり足入れたりしていて、かかとが潰れないか見ているこちらがハラハラしてしまう。
プライスゾーンも違うので一概に比較できないとしても、両足のサイズは違うことが当たり前で、片方だけで決められるものかなと思うし、店員さんもフィッティングしている様子は無いし、踵緩い靴を履いているひともたくさんいてこれで大丈夫なのかなと他人事ながら心配になってしまいました。


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スエードのスプレー。単なる防水スプレーより何か効果があるのでしょうか。色はニュートラルを購入。


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